このあいだやっと読んだ
村上春樹かな、最近だと。
『色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の年』。
読むまえにきいていた前評判は、いまいちだという意見が
結構あったけれど、まあよかった。
ところで、なんで、村上春樹をよんでいる人は
ファッションで読んでるだけだというアンチ意見があるんだろ?
なかにはいる...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
このあいだやっと読んだ
村上春樹かな、最近だと。
『色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の年』。
読むまえにきいていた前評判は、いまいちだという意見が
結構あったけれど、まあよかった。
ところで、なんで、村上春樹をよんでいる人は
ファッションで読んでるだけだというアンチ意見があるんだろ?
なかにはいる...
今日も天気雨がぱらついた。
日差しが照りつけるようなのに、
雨が斜めに降っている。
撮影かなにかのようだとも思う。
違和。
小さな空き地で、ツリガネニンジン、いや、ソバナが咲いているのをみつけた。
わたしはこの花たちを、どうしてこんなに好きなのだろう。
紫いろの、釣鐘のかたちの小さな花を、眼にした...
今日は、とても暑く、晴れていた。
外をまわっていたら、
腕に水が一滴。
エアコンか、蝉か。
いや、雨だった。
天気雨、狐の嫁入り。
こんなに晴れているのに。
上にかかっている雲も、雨雲のようにはみえない。
ここまで
天気雨という表現がぴったりの
雨はめずらしい。
日常が非日常になる。
しらない場所に...
うちの近くのバス停のちかくの
飲み屋さんが、朝7時45分ぐらいになると
なぜかひもでつながれた、小さい黒猫を、
外にだす。ドアノブにひもの先端を結びつけて。
ひもがからまって、たおれたりしながらも
愛想がいいそうだ。
わたしは普段、その時間、もう仕事しているので
会えないが、家人が、そう教えてくれ...
昨日は友人の朗読ライブにいってきた。
恐怖を主題としたものだ。
対談のなかで、
「一番簡単なホラー小説の書き方は、立場を逆転して書くことだ」
とあったのが印象的だった。
具体的な例として
「少女が日傘をまわしている」
ではなく、
「日傘が少女をまわしている」
「少女が牛の乳を飲む」
ではなく、
...