この花をあなたにあげる
この一本の白い野菊を
暖かい日差しのなか
高い青空を秋の風が撫ぜている
そんな澄んだ日の心を
私にくれたあなたに
今
たくさんの花が咲いている
その中から
私が摘んだ白い花
その影は冷たい石をもやさしく温める
その影は光なのだろうか
そんな微かな温もりを
私の心に...
この花をあなたにあげる
この一本の白い野菊を
暖かい日差しのなか
高い青空を秋の風が撫ぜている
そんな澄んだ日の心を
私にくれたあなたに
今
たくさんの花が咲いている
その中から
私が摘んだ白い花
その影は冷たい石をもやさしく温める
その影は光なのだろうか
そんな微かな温もりを
私の心に...
わたしの心が
震えている
それは
あなたの心が震えているからなのでしょうか
わたしの心が
泣いている
それは
あなたの心が泣いているからなのでしょうか
わたしが
微笑むことが出来ないのは
あなたの心が
悲しみであふれているからなのでしょうか
あなたへの肯定と共感が
わたしの心の琴線を静か...
夢を追いかける人へ
だから君は美しい
進め
太陽をつかめ
力強く
ステップを踏んで
走れ
どこまでも
私は待つ
いつまでも
秋風が強く吹く
このゴールで
今は向かい風なのか
今は追い風なのか
つむじ風を抜き
黄色い葉っぱを蹴散らして
走れ
君よ
どこまでも
早く
道は果てしなく...
秋風の中
もう一度だけ
私の名前を呼んでくれますか
秋風の中
もう一度だけ
私を抱きしめてくれますか
言葉を
そっと風に託す私を
水澄む花野に
抜け殻となって眠る私を
もう一度だけ
if possible.
日が暮れるのが急に早くなってきました
風もひんやりとして
ちょっぴり暖か...
あなたのもたらした秋を
受け入れてしまった時から
冬への道を歩き始めている自分に
気が付いた
木々はあざやかにその身を
赤や黄に染めている
美しい
とても
でもそれは最後の
自己の存在を示しているにすぎない
私も同じなんだ
きっと
次に来たるべき冬を受け入れることが
当然の結果なんだ
...