詩が書けない
恋しい詩が書けない
あのころはたくさん書いた
二人でいることを
山のように書いた
こんなに心に残るなんて
しんみした恋だと思っていたのに
あなたが好きだった
いつまでも好きだった
永遠好きだった
ノートを広げても
何も触れられない
あのことしか思い出せない
二人の恋の日々の
面...
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詩が書けない
恋しい詩が書けない
あのころはたくさん書いた
二人でいることを
山のように書いた
こんなに心に残るなんて
しんみした恋だと思っていたのに
あなたが好きだった
いつまでも好きだった
永遠好きだった
ノートを広げても
何も触れられない
あのことしか思い出せない
二人の恋の日々の
面...
秋の一日に
体を寄せ合って歩く
あなたの体温がいとしい
私の体温が移りこむ
腕をからみながら歩くあなたもおなじだtt
いちずな夢を見ていた
それはあなたも同じだった
何時か二人は結ばれて
いとおしい時間を過ごすはずだった
信じていた
泣いた
思い切りないた
切なくて泣いた
気持ちを整理できな...
量雑誌を開きながら
少し早いけど
クリスマスに行く
白銀の世界を
あなたと決めていた
「どこがいいかなぁ」
頭をひねるあなた
ほほ笑むだけの私
あなたの笑顔さえあれば
どこだっていい
「やっぱりあそこがいいんじゃない?」
彼がアルバイトをしていた高原
知り合った私たち
私たちの軌跡を作ってく...
忍び寄る秋は
木の葉を赤く染めて
いつの間にか
カサカサと
足音を立てる
カフェの片隅で
そんな風景を見ている
あたたいカプチーノは
シナモンの香り
シュガーを抜いたほろ苦さ
向かい側に座るのは
誰もいない
あなたがいなくなって2度目の秋
ぬけだせないまま
季節が過ぎていく
通り過ぎるの...
一人で歩く道は
疲れてさびしくて
右側が空洞で
あなたの影が辛くて
道の長さを伝えられる
秋の道はきれいで
色々なカップルがいて
楽しそうに歩いていて
木の葉が風に吹かれて
はらはらと散って
アルバムに張った銀杏の葉は
黄色を残したまま
枯れることもなくて
思い出を残して
心が痛くて
な...