あなたがくれた大切なものが
秋の終わりに消えていく
あなたは
一つの言葉を語っただけ
それ以外は
もう何も話してはくれない
うつむき加減の私に
セピア色の風がそよぐ
薄茶に枯れていく公園の雑草
淡く刺す光を無言で反射するガラスの欠片
私の探していたものは
いったいなに何
秋のベクトルは
...
あなたがくれた大切なものが
秋の終わりに消えていく
あなたは
一つの言葉を語っただけ
それ以外は
もう何も話してはくれない
うつむき加減の私に
セピア色の風がそよぐ
薄茶に枯れていく公園の雑草
淡く刺す光を無言で反射するガラスの欠片
私の探していたものは
いったいなに何
秋のベクトルは
...
風の妖精 ルルロン様
明日の午前10時から松の木幼稚園でシャボン玉大会があります。
ですから、あまり強い風を吹かせないで下さいね。
シャボン玉の妖精 ヴュルより
シャボン玉大会か
ぼくも見に行きたいな
でもぼくが行くと風が強くなっち...
低く海を這うように飛んでいるかもめよ
あなたは何を探しているのだ
落としてしまった大切なものとは
いったい何なのだ
低く嗚咽が響く
あなたの涙が海を創ったのだ
その青く澄んだ海の深くまで
光が差し込むことはあるのだろうか
そこにはきっとある
さらに深く重く沈み込んでしまった心が
広く羽を広...
白い鳥さんは
いつ来てくれるのだろう
石のストンは思いました
もう約束の日は過ぎているのに
石のストンは河原の石
大きさは30センチくらい
いつも水に半分つかりながら
もうかれこれ150年はそこに居る
大丈夫もうすぐ来るよ
カゲロウのシマーは言いました
でも心配だね何かあったのかな
オケラ...
触れあうと
なぜか心に沁みてくる
あなたの
小春日和のような温かさが好き
温もりを食べてしまう
私に何故いつも優しいの
今日のコーヒーは
ちょっと苦いけれど
たまにはそんなアクセントも
必要なんじゃないかな
このまま
そばにいて欲しい
気が付いたかな
時計は隠してあるから
今日は雨もあ...