クリスマスが終わった後に
ふと街に出てみる
人々は忙しそうに
年始の買い物に急ぐ
どんな1年だったろう
新しくあなたが入ってきて
私とペアを組んで
仕事上では一緒だけど
私がだんだん好きになることを
あなたは知らない
平気な顔をして
営業にフォローする私
休暇になると
あなたに会えない
...
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クリスマスが終わった後に
ふと街に出てみる
人々は忙しそうに
年始の買い物に急ぐ
どんな1年だったろう
新しくあなたが入ってきて
私とペアを組んで
仕事上では一緒だけど
私がだんだん好きになることを
あなたは知らない
平気な顔をして
営業にフォローする私
休暇になると
あなたに会えない
...
少しおいしいコーヒーを入れて
思い出すのはあなたのこと
コーヒーが好きだったあなた
部屋にはいつもコーヒーの香りが
紅茶派からコーヒーに変わったのは
あなたの影響
たまには紅茶もいいけれど
ついついコーヒーを入れてしまう
大好きな紅茶を
あなたに出してみた
いい香りのするそれは
あなたも気に...
深夜の高速道路を走る
行き交う光の影
あなたは黙ったままで
ハンドルを握る
CDからは心地よい音楽
静かな車内に流れる
たった一つの音
私も無口になる
一休みにはいった
輝々としたカフェ
熱いコーヒーに手を暖める
二人押し黙ったまま
この先のことなんかわからない
あなたと私と同じ
行く手...
クリスマスカードを送ろうと思ったのに
あなたの住所を知らない
携帯の番号なら
知っているけれど
知らないことがたくさんある
例えば彼女と過ごす時のこととか
一人で部屋で過ごす時のこととか
私をどう思っているかとか
メールで送ればいいのだけれど
それは味気ない
私の文字で
送りたかったのだけれ...
桜吹雪の中
卒業の日を迎えた
もうあなたともお別れ
あなたは故郷に帰る
サークルで一緒だったあなた
遠くて近い間柄
心はいつもあなたを追っていた
この気持ちを分かっていたの
サークル仲間で送別会
あなたの姿を目で追う
冗談を言いながら
笑いで盛り上げる
帰り路であなたは
「もうお別れだね...