今日は冷たい雨
傘を持つ手がかじかんで行く
満員電車に
傘をたたんで乗る
雨粒が流れる窓の外
人ごみに倒されないように
しっかり足をつけて立っている
香水の香りがする
そう言えばあの人は
満員電車の中の
香水の香りが苦手だった
息がつまるって言っていた
今頃あなたも
満員電車の中で
会社...
お気入りの設定を表示しない。
お友達の設定を表示しない。
今日は冷たい雨
傘を持つ手がかじかんで行く
満員電車に
傘をたたんで乗る
雨粒が流れる窓の外
人ごみに倒されないように
しっかり足をつけて立っている
香水の香りがする
そう言えばあの人は
満員電車の中の
香水の香りが苦手だった
息がつまるって言っていた
今頃あなたも
満員電車の中で
会社...
あなたが好き
あなたが好き
あなたが好き
心の中で繰り返す
どうやって伝えよう
胸の中に飛び込みたい
あなたの心を知りたい
窓の外を見つめる
君が好き
君が好き
いつも一緒にいたい
心の中で繰り返す
手をつないだら
気持ちが伝わるだろうか
そんなこともできない
誰か好きな人がいるだろうか...
冷たい風を受けながら
海岸に立つ
波の音は
心を静める
ひいてはかえす
波を見つめながら
私も心も
流れていく
足跡を残しながら
砂浜を歩く
冷たい風に
髪を流しながら
何時かあなたと
歩きたかった
砂浜には砂の城
波に崩れていく
私の恋も
何時か流れて崩れていく
遠くに行ってしまっ...
今年もあとわずか
恋は終わった
あなたか彼女を好きだったとこは知っていた
私には振り向かなかった
あなたと彼女のクリスマス
楽しそうに話す彼女
笑顔で返す私に
笑顔を作る私
あなたにクリスマスプレゼントを買った
赤いリボンのそれは
手渡すこともない
手のひらに乗せてじっと見つめる
2年越...
コートを着る季節になった
ポケットに手を入れると何か一つ
鍵が出てきた
かつての彼の部屋の
そのまま持っていたんだわ
忘れていた
それほど気持ちが変わっていた
知らない間に
あの時はクリスマスに
彼の部屋で飾りをつけて
暗い部屋にキャンドルを灯して
二人でじっと灯を見ていた
別れが来たの...