黒猫目日記115 (釣り堀防衛軍Ⅹ)
- カテゴリ: 日記
- 2014/04/25 18:16:34
春も盛りを過ぎた。
青葉の季節へ向かう眩しい日差しの中を随分過ごしやすく成ったものだとつらつら感じながら食材調達に出かけた。
久しぶりに街の釣り堀に顔を出そうと自然広場に足を踏み入れると何やら賑やかな声が聞こえてきた。
『釣り堀を脅かすこの、未曽有の危機に何卒皆さんの力を貸して下さい』
ややっ!あ...
春も盛りを過ぎた。
青葉の季節へ向かう眩しい日差しの中を随分過ごしやすく成ったものだとつらつら感じながら食材調達に出かけた。
久しぶりに街の釣り堀に顔を出そうと自然広場に足を踏み入れると何やら賑やかな声が聞こえてきた。
『釣り堀を脅かすこの、未曽有の危機に何卒皆さんの力を貸して下さい』
ややっ!あ...
春真っ盛りである。
街には色とりどりの花が咲き乱れ宙を舞う桜の花びらが春本番の訪れを祝うかのように降り注いでいる。
浮かれ気分で広場に出かけると不思議な方と出会った。花の妖精殿と申されるそうな。
ガーデン島より春の陽気に誘われて街に遊びに来られたとか。
この国の草花のタネはすべてガーデン島で生まれ...