20センチほどの隙間から
のぞいてみる
向こう側からも
誰かがこちらをのぞき
わたしはからだをひいてしまう
のぞかれないように身を潜め
しばらく後にまたのぞく
隙間のむこうには
綺麗な海
それと砂浜
わたしはそこにいきたくて
手を差し入れる
片手を入れて
もう片方の手を入れて
開こうとするが
開か...
真実と事実と虚構と幻
20センチほどの隙間から
のぞいてみる
向こう側からも
誰かがこちらをのぞき
わたしはからだをひいてしまう
のぞかれないように身を潜め
しばらく後にまたのぞく
隙間のむこうには
綺麗な海
それと砂浜
わたしはそこにいきたくて
手を差し入れる
片手を入れて
もう片方の手を入れて
開こうとするが
開か...
火がゆれる
なにかの暗示でもなく
そのことに意味があるわけではない
それに指先でふれる
火は指先をかわし
燃えながら
ゆれ続ける
二つにわかれた火は
また一つになる
空には
月と金星が光っていた
しばらく呼吸をするのを
忘れていた気がする
闇の部分
それを知り
人のそれを垣間見て
それを...