いつもあなたの左側を
歩いていた私だった
「なんで右じゃダメなの?」
そんな質問をしたあなただったけど
今は右側が空しい
明るい月明かりに照らされて
空を見上げればそこに
あなたの笑顔が浮かぶ
いつもいつも一緒だった
これからもそうだったはずなのに
あなたの左側に
本当は別れ道があったなんて...
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いつもあなたの左側を
歩いていた私だった
「なんで右じゃダメなの?」
そんな質問をしたあなただったけど
今は右側が空しい
明るい月明かりに照らされて
空を見上げればそこに
あなたの笑顔が浮かぶ
いつもいつも一緒だった
これからもそうだったはずなのに
あなたの左側に
本当は別れ道があったなんて...
一年前の今日
今でも覚えている
あなたと出会った記念日
こんな日になるなんて
誰が思ったことだろう
記念日なんて
もう好きじゃない
悲しいだけだから
泪の烙印を押された
もう取り返すこともない日だから
あの日あなたと出会わなかったら
今 私は幸せだろうか
何事もなかった1年だったろうか
まだ...
季節の変わり目に人は
何を残していくんだろう
あの眩しかった日々に
置いてきたものは
もう取り戻せないけど
一つ一つ崩れ去った砂の城のように
風が 波が押し寄せる
心もそれに崩れていく
あなたとのつなぎ目をほどくように
ことりと落ちた愛が一つ
まだ木々の葉は青く
天高く伸ばしているけど
その...
いつもいつも
彼は優しいけど
それば本心じゃないことは分かっている
何か遠いものを見ている
その何かを知っている
あなたのことなんだわ
そんなことがわかることが
一番悲しい
あなたは何をしたの
私に何をしたの
私は彼が好きだった
でもこんな風になるなんて
恋ってこういうものなの
あなたが...
あなたと行った遊園地も
波と戯れた海岸も
遅くまで話したカフェも
もう遠いものとなった
君はどこにいるのだろう
思い出は深いけど
何を思っているのだろう
今は知る由もないけど
何が二人を引き裂いたのか
今は分からない
あの子があなたを好きだって言った
いい子なのよ あの子
僕は今
君の友...