2014.9.4.山の主の子らと
- カテゴリ: 日記
- 2014/09/05 04:38:28
ガードレールの向こうから
不意にがさごそ聞こえれば
春先に見たうりぼうの
育った2頭が食事中
不意の出会いに驚くも
互いの姿を認めたら
気を取り直してもう一度
距離を測って
暮らしに戻る
ガードレールの向こうから
不意にがさごそ聞こえれば
春先に見たうりぼうの
育った2頭が食事中
不意の出会いに驚くも
互いの姿を認めたら
気を取り直してもう一度
距離を測って
暮らしに戻る
吹く風の
涼しさに乗って
時を過ごすうちに
気が付けば
傾いた日が
いつしか西の彼方へ
次第に降り来る
夜の帳
穏やかな音色が
辺りを落ち着かせる
日暮れと共に始まった
涼しい闇のそこかしこ
昼間は密かに息づいた
虫達一斉歌い出す
辺り一面重なり合って
いつしか周囲が包まれて
心はいつか日常を
離れたゆたう心地好さ
仄かに雨降る
夜明けの町の
小川の中洲に
すらりと伸びて
じっと佇む
アオサギ一羽
空を映した
灰色の
川面に白く
聳えてる
瞬く間に
日は落ちて
辺りに満ちる
虫の声
届く涼しさ
身に纏い
吹き抜ける中
心を解す