Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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過去形の恋

もう手の届かない人になった彼になったけど
まだ私は手を伸ばしている
悲しさとか 辛さとか
感じたくない
でも彼は私のそばにはいない


隣り合わせに座った時も
あなたは彼女の話ばかり
私の心の中なんて
分かりはしない
それでもいいと 心に言い聞かせる


それでも私は
彼を追い求めている
まるでこの...

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悲しみの湖面

結んでいた手を離したのは
私からだったろうか
あなただったのか
もう肩よせ合うこともなくなって


いつからだったろうか
目を合わせて話さなくなったのは
気が付いていたけれど
認めたくなかった


うつむいて座っている私を
何も言わずに外を見ていたあなた
時間が長く感じるなんて
こんな時がくるなんて...

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雑踏の中で

雑踏の中を歩いても
行く人々が風景に見える
見ているのか 見えてないのか
分からない街の中
季節の風を受けながら


こんな匂いの中で
歩いていた二人
それもまた人には
風景に見えたのだろうか
もうそんなことはどうでもいい


どこまで思い出を追うのだろう
遠い彼方に飛ばしたいのに
二人つないだ手が...

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心の行方

こんにちは 今日の私
どんな顔をしているの
何を考えているの
どこに行こうというの
何を持っていこうというの


覗きこむのは誰
化粧さえ忘れた顔
行ってしまった彼のこと
あのスタートラインに
思い出の詰まったトランクを持って


問いかけるのは誰
悲しみさえ忘れた顔
一人残された私のこと
行方わえ...

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