今日も待ち合わせの交差点
あなたの来るのをじっと待つ
でも待ち合わせなんかじゃない
そこには知らない人々が
足早に通り過ぎて行く
一人たたずむ私を無視するように
時計の針はまわっていく
砂時計の砂が落ちるように
私の心もさらさらと落ちる
小さな穴に押し込まれるように
信号が点滅する頃
走って...
お気入りの設定を表示しない。
お友達の設定を表示しない。
今日も待ち合わせの交差点
あなたの来るのをじっと待つ
でも待ち合わせなんかじゃない
そこには知らない人々が
足早に通り過ぎて行く
一人たたずむ私を無視するように
時計の針はまわっていく
砂時計の砂が落ちるように
私の心もさらさらと落ちる
小さな穴に押し込まれるように
信号が点滅する頃
走って...
こんな寒い日に
街ゆく人を眺める
あなたの好きだったアールグレイの香り
でも今日はダージリン
あなたは今どうしているのかしら
誰と紅茶をくゆらしているのかしら
それとも遠いどこかで
一人で物思っているのかしら
紅茶の香りが違う
こんな些細なことが
二人をわけていったのか
小さなひびが大きくな...
今日も風が強い
北風に吹かれるのが寒くて
でもあの日ももっと寒かった
何度も約束を守らない私から
あなたが行ってしまったあの日
嫌われたくなかった
嫌いになったんじゃなかった
後ろ姿を追いたかった
こんな私になるはずじゃなかった
まだ 今もまだ あなたを愛しているのに
あなたの夢に追いつけな...
久しぶりにブーツを履いて
街中に出る
あなたの好きだったブーツ
あなたが褒めてくれたブーツ
一緒に選んだブーツ
もう履かないと思ったのに
思い出が辛すぎて
でも捨てられなかった
二人の思い出がつまったそれを
見えないようにしていただけ
風が冷たい背中を押す
どこに吹けというのだろう
降り立っ...