Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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出会い

待ち合わせの時間の
20分早く来て
窓から歩く人々を見ている
寒そうにコートを着こんで
足早に通り過ぎていく


あなたと出会ったのも
こんな寒い日だった
小さなお店で相席になって
「すみません」と言うあなた
別にあなたのせいじゃないのに


はからずも一緒のメニュー
それがこのお店の人気者
「これ...

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側に

あなたが好き あなたが好き
何度となえてもあなたは振り向かない
あなたは彼女のものだから
二人でいるのが楽しいから
側に私がいるのに


いつの間にか好きになっていた
そんなことが今は悲しい
分かっていたはずなのに
叶わない想いだと
いくら側にいたとしても


可哀想な私
自分でしか慰められない
誰...

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吹雪

昨日までのお天気が嘘のように
今日も冷たい雪が降る
もう随分と積もっているのに
そんなことは知らないよと言うように


雪遊びをしていた頃に
もう帰れない
そんなことさえ悲しいのに
あなたが側にいない


もう慣れたはずだったのに
悲しみを凍らせるように
封印したはずだったのに
まだ雪解けは遠いのに...

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ラッシュアワー

朝日が眩しい
またラッシュが始まる
今日から1日の始まる時間に
あなたに会えるだろうか
いつものあの駅で


ちょっとのおしゃれが
あなたの為なんて
きっと知らないわね
私の存在さえも
あなたは知らないのに


香水を控えめにして
あなたに気づかれたくない
本当はこっちを向いて欲しいのに
目立たない...

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新年の過去

数秒間の違いで
眩しい光が見えて
あなたのことがもう
過去になっていく


いくら追っても
すがりついても
無駄な事だから
泣きもしなかった私


街に落ち葉が舞い散る頃
二人違う道を選んだ私達
本当は別れたくなかった
でももう一緒には歩いて行けなかった


想いは積もり積もるばかりで
忘れるなんて...

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