白い涙 【我が唯一つの望み:3】
- カテゴリ: その他
- 2015/02/28 21:07:46
本当は、いつだって悲しかった。
黒も白もなく感情を揺り動かされること。
胸の中をぎゅっと絞られるような思い。
涙が落ちないだけで
決して泣きたい気持ちにならなかったわけではない
けれどそれとは別に心の中にはずっと
淡い喪失感があって、それは消えることはなかった。
いつからそうだったのかは
本当は...
本当は、いつだって悲しかった。
黒も白もなく感情を揺り動かされること。
胸の中をぎゅっと絞られるような思い。
涙が落ちないだけで
決して泣きたい気持ちにならなかったわけではない
けれどそれとは別に心の中にはずっと
淡い喪失感があって、それは消えることはなかった。
いつからそうだったのかは
本当は...
もう世界のどこにも祖母はいない。
凛とした空気に戻ったセレモニー会場は
体感温度が5度は下がって感じられた。
人の体温というものは馬鹿にはならない
一箇所に大勢の人間が閉じ込められているということが
どれだけの熱を発生してしていたのか良くわかった。
砂場で誰かが作ったまま忘れて帰った砂山が
強い北...
夜空を見上げると不意に思い出す
近頃は特にだ
最初は作られた空の下だった
そうあの時
僕には、たったひとつ望みがあった
けれどもたったひとつの願いは人の数だけ存在し
次に叶えられることを今か今かと待っている
それは散らかった満天の星空によく似ている
美しくもあり、
美しすぎるがゆえに少...
暦は二月
節分が近づくと豆の匂いに釣られて
鬼たちが動き出す。
そう!あの季節が今年もやってきたのだ
年に一度の企画 鬼を名乗りて
その第4回は
雄武英略を以て傑出するといわれた。
九州のバーサーカー
鬼島津こと島津義弘の伝説について語ろう
第一章 3000 VS 300
鬼島津さんが注目...
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