すれ違いの恋が終わったころに
北の町にやってきた
そこにはまだ春の気配もなくて
私の心を包んでくれる
こんなんじゃいけないと思っていた
いつかその日が来ると思っていた
二人会う時間を大切にしたかったのに
「もう終わろう」と言ったあなた
どうすればよかったんだろう
あなたを繋ぎとめておくには
...
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すれ違いの恋が終わったころに
北の町にやってきた
そこにはまだ春の気配もなくて
私の心を包んでくれる
こんなんじゃいけないと思っていた
いつかその日が来ると思っていた
二人会う時間を大切にしたかったのに
「もう終わろう」と言ったあなた
どうすればよかったんだろう
あなたを繋ぎとめておくには
...
お題~「小箱の中から」~
思い出の小箱から出てきた
小さなピンクのぬいぐるみ
あの時あなたがくれた
その笑顔だけが残っている
こんなものをお土産にするなんてって
心の中では不満で
でも あなたにとってはただの妹で
恋する相手じゃなかったのね
何周年かなんて思っていなかったぬいぐるみ
そ...
満開の桜が終わる頃
新しい葉が芽吹く頃
私達の恋が終わった
そう それは去年の今頃
誰がそれを知っていたのだろうか
心はまだあなたを追っているけれど
お構いなしに月日は過ぎて
周りの風景も変わった
あなたといった桜林には
まだ行けないでいるけれど
ねぇ 告白されたの
あなたは知っているだろう...
「ひっそりと咲いている1本の桜がいい」って
あなたは言っていたわね
そんな桜を探して
あちこちと探したけれど
なかなか見つからなくて
「そんな桜の木を一人占めしたい」って
あなたは言っていたわね
騒がしい公園の桜より
なによりきれいでしょうね
そんな木の下にいたかった
まだ小寒い木の下で
あ...