Side *Sou*
あれから1時間が経とうとしていた。俺と朴は敵に見つからぬように俺ら二人はずっと歩き回っていた。途中、兵士の大量の死体に遭遇した。おんなじ軍の兵士もそこで何人か亡くなったらしく、俺らは敵の服と自分の服を取り替えた。そして、10秒ほど手を合わせる。少しでもここで亡くなった方々が報わ...
Side *Sou*
あれから1時間が経とうとしていた。俺と朴は敵に見つからぬように俺ら二人はずっと歩き回っていた。途中、兵士の大量の死体に遭遇した。おんなじ軍の兵士もそこで何人か亡くなったらしく、俺らは敵の服と自分の服を取り替えた。そして、10秒ほど手を合わせる。少しでもここで亡くなった方々が報わ...
「また、いつもの場所でな」
その約束は未だに果たせていない。
Side *Tatsuki*
僕の所属する部隊がここに着てから5日くらいが経った。今の状況は本当に最悪だった。元は50人ほどが所属する部隊だったが、今は隊長も討たれ残ったのは僕ら5人。僕達は戦うことを放棄して生き延びることを決意した。
5...
悲しいことを聞きました。
僕に薄桜鬼を勧めてくれたYちゃんとFちゃんがお父さんの仕事の都合で静岡に転勤しちゃうらしいです。
夏休みの間に引っ越すみたいで・・・・。
めちゃくちゃ寂しい・・・・。
1年のときにあんまクラスでなじめんくってぼっちみたいやった僕とクラス違うのに仲良くしてくれたYちゃん。
2...
不安にさせて、ごめんなさい。
僕にとっての楽しいことはあなたと話していること。
決してきらいになったりはしない。
人には言えないから僕はいつも一人であなたと話せることを心待ちにしています。
好きな人はあなただけです。
それはきっとこれからも変わらないことです。
今までの好き、とは違う好きでした。
...
今日は1年に1度だけの大切な日。
Side *Whito*
今日は僕とタツキ様が1年の間で唯一会える日だ。
タツキ様は家業の都合上この日以外は僕らは会うことを許されていない。
その上、僕らが会うためには天の川という川を渡らねばならない。
だけど、その川には橋がないのだがこの日だけはキラキラと綺...