自作小説倶楽部8月投稿
- カテゴリ: 自作小説
- 2015/08/29 16:11:10
『ウソツキな彼と渚の彼女』
入り口の大きな鏡で自分の姿を確認し、目を見詰めた。明るい緑色のワンピースにしっかりした視線。大丈夫だ。恋が病ならあたしは完治した。
その喫茶店はこともあろうに彼との初デートの待ち合わせ場所だ。無神経な男。よりを戻そうなんて言ったらひっぱたいてやる。鏡の隅に彼が見え...
『ウソツキな彼と渚の彼女』
入り口の大きな鏡で自分の姿を確認し、目を見詰めた。明るい緑色のワンピースにしっかりした視線。大丈夫だ。恋が病ならあたしは完治した。
その喫茶店はこともあろうに彼との初デートの待ち合わせ場所だ。無神経な男。よりを戻そうなんて言ったらひっぱたいてやる。鏡の隅に彼が見え...
★2
フツーは逃げ切れない。
いや、普通は恐竜に追っかけられないけど、
恐竜の動きは面白いのですが、最初のジュラシックパークより パニック度up。
反面、人類の愚かさや人間関係の問題がdown。
観てきました。 ★★★
あらすじ
終戦も近い昭和20年。東京・杉並の住宅に母と暮らす19歳の里子は、度重なる空襲におびえながらも、健気に生活していた。隣家には妻子を疎開させた男・市毛が暮らしており、母娘は何かと市毛を頼りにする。日に日に戦況が悪化し、自分は男性と結ばれることのないまま死ぬのだろうか...
『助け舟』
「見てごらん」
姉がしなやかな仕草で指差した地面を少女は見つめた。そこには無数の黒い生き物たちが忙しく動き回っている。
「何をしているの? この虫たちは」
「土や砂粒を運んで自分たちの町を作り、必要なものを運んでいるのよ」
姉の言葉で無数の中の一匹一匹に注目してみるとある...
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