Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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季節の衣

追いかけても追いかけても
移ろう季節には追いつけない
ただ落ちる時と言うこの葉が
足元にたまるだけ


夏の名残りはどこに行ったんだろう
指に白く残ったリングの跡は
何を語ってくれrんだろう
確かにあったあの日の事か


ふわりとやって来たあなた
恋の予感
ひと夏の恋だと分かっていた
それでもいいと...

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花むけ

追憶の向こうに
あなたの影が光る
たった一人で歩いて行く
光とも暗闇とも分からない
その光をあなたも知らない


その道に踏み出した時
なにを考えていたのか
あなたも私も時さえも
どこかで時の鳥が笑う
「一体何をしているんだい」


私達の進む道には
分岐点だらけだったけれど
二人でいつの歩いてきた...

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さよならのみせしめ

ここにこうして座っていると
あなたのことを思い出す
あなたの息とタバコの香り
なんて言うタバコだったかしら


1本だけもらって吸ってみたら
むせてばかりの私
「だめだなぁ」と笑うあなた
これだけは共有できなかった


これだけと思っていたのは私だけだったの
あなたには誰がいたの
どちらを愛していた...

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風に吹かれて

聞きたかったのに
最後にもう一度だけ
でもそれはいけないことだったの
私の我儘だったの
さよならが最後の言葉なんて悲しすぎる


いくつものさよならを越えて
出会った二人がこうして
またさよならに出会うなんて
そんな運命のいたずらだったの
涙の重さを知っていたの


あなたを求める人が私じゃなかった...

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愛の軌跡

あなたのぬくもりが
残っているかどうかそんなんじゃなくて
もうつかめないものだという
私の手に指し示す


あなたが去っていくことを知っていたなら
何故もっと愛さなかったろう
ううんそれは違う
知らな方のはきっと私だけ


気付かなかった秋の軌跡を
一度も振り向かなかったなんて
静かにそこの愛の空気...

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