恋していたのだろうか
愛していたのだろうか
心の中に問うてみるけど
こだまが返ってくるだけ
それは本当だったのだろうか
まるでもう一人の自分がいるように
外から自分を眺めていた
一人遊びと知っていたのだろうか
間違いに気付かなかったのか
答えは誰も知らない
もっとあなたを引き止めておければ
...
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恋していたのだろうか
愛していたのだろうか
心の中に問うてみるけど
こだまが返ってくるだけ
それは本当だったのだろうか
まるでもう一人の自分がいるように
外から自分を眺めていた
一人遊びと知っていたのだろうか
間違いに気付かなかったのか
答えは誰も知らない
もっとあなたを引き止めておければ
...
「ここをこう曲がってあそこに行ったら…」
「わかんない」
だからあのお店を右に曲がってその先の交差点を…」
「わかんないったら!」
「ダメだなぁ。一人で来られるの?」
「一緒に来てよ」
本当は一人でも来られた
ただあなたに甘えたかった
一緒じゃないと寂しかった
腕をか...
あの日もこんな朝だったね
君がうつむいていたのも
どうしてなのか僕は知っている
きみの心に彼しか見えない
彼が行ってしまった後でも
何も言ってあげられなかったね
傷はまだ深いから
そっとしてあげたかった
一人にはできな思ったけど
一人の時間が欲しかったんだね
今日みたいな寒い朝
君の心も冷え...
色々なことがあった
この一年間を知るものは
小さな手帳一冊
まだ捨てる気にはなれなくて
こっそり引き出しの奥に
思い出なんか重すぎる
まだそれを抱えている
その荷物をそっと置いて
身軽な気持ちになりたい
だけど誰が引き留めようとするの
きっとそれは私自身
気持ちを切り返せばそこに
芽吹きを待...
寒さにふと目を覚ますと
窓の外にはうっすらと雪化粧
何年ぶりに見る雪だろう
こんな朝には思いだす
あなたとはしゃいだあの頃
今はもう一人ぼっち
あなたも寒さに震えているの
そんな事さえ思い出して
まだあなたの目を追っている
暖かくしてくれればいい
出かける気にもならなくて
でも会社に行かなき...