一粒が歌詞カードを濡らす
散々泣いたはずだったのに
まだ足りなかったのか
あなたの好きだった曲
取り残されたCD
ライブに行ったり
ファンクラブに入いったり
あなたと一緒にいたくて
なんでもした
でもその手は離れた
あなたは今頃どうしているだろう
別の誰かと今の曲を聞いて
笑顔で過ごしている...
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一粒が歌詞カードを濡らす
散々泣いたはずだったのに
まだ足りなかったのか
あなたの好きだった曲
取り残されたCD
ライブに行ったり
ファンクラブに入いったり
あなたと一緒にいたくて
なんでもした
でもその手は離れた
あなたは今頃どうしているだろう
別の誰かと今の曲を聞いて
笑顔で過ごしている...
「ねえねえ、夏休みはどこに行くの?」
「人ごみばかりだねぇ」
「う~ん、そうだねぇ」
「このパフェおいしいね」
「は?」・・・・
もうあなたったら気分が台無し
いくらカフェだからって言って
それはないでしょ
夏のお休みは短い
ゴールデンタイムは争奪戦
「実家に帰ろうかな、久しぶりに」
「どこ...
1年たったこの海に
また二人で来てみた
サンダルに足を濡らしながら
どこまでも歩きたかった
「濡れるよ」ってあんなたは言うけど
それが楽しかった
砂でいっぱいになった足元を
あなたは背負ってくれたっけ
夏の日差しは強すぎて
すべてを霞にしてしまう
まばゆい光の中で
二人の時間が過ぎて行く
...
夕暮れに落ち葉を見送って
二人で霜柱を壊して
花弁をまといながら
その日がやってきた
眩しい光にその手をあびせながら
思うはあなたのことばかり
日焼けなんかかまわない
白い砂浜に比べたら
くっきり後の付く
真夏の海岸線
手を挙げて薬指を見ても
今はもうなくなった白い跡
どうしたんだろう
...