指輪をはずとくっきり白い跡が
これはあなたの愛の証
外すと指が軽くなって
なぜか心が重くなる
去年の夏もそうだった
黒い日傘をあなたにもかざしたくて
背を伸ばしたらあなたが持ってくれて
「ぼくなんかいいんだよ」って言っていた
あと何日この季節が続くのだおう
心が溶けてしまうほど
抱きしめて...
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指輪をはずとくっきり白い跡が
これはあなたの愛の証
外すと指が軽くなって
なぜか心が重くなる
去年の夏もそうだった
黒い日傘をあなたにもかざしたくて
背を伸ばしたらあなたが持ってくれて
「ぼくなんかいいんだよ」って言っていた
あと何日この季節が続くのだおう
心が溶けてしまうほど
抱きしめて...
ぎらついた街の中で
小さな涼を求めて人が歩く
あなたと腕を組んで
日焼けなんか気にしない
そのままの私が欲しかったのね
小さな休日に求めた場所は
小影に隠れた場所は
ちらちらと陽がさして
あなたが誇らしく微笑む
こんな場所が欲しかったんだわ
朝早くそっとロッジを抜け出して
近くの道路に出てみ...
もう後今年も4カ月が近くなる
今は太陽がぎらついて
人々は影を求めるが
やがれそれも影を伸ばして
落ち葉が舞う季節になる
ほんの小さな休日
あなたと過ごしたその日は
どこに行こうと我儘ばかり
車を走らせて田舎の町に
都会を捨てて行った
川に足を濡らしたり
アイスクリームを味わったり
小さな雑...
昨夜彼の夢を見た
優しかったあの日と同じ
微笑んでいた
私の手を取って
ゆっくりと歩いて行った
「もう行かなきゃ」
なぜだろう
私はあなたに背を向けた
うつろなあなたの手は
暗闇に消えて行った
夢だった
何もかもが
もう遠いここに来てから知った
あなたなしでは過ごせない事
だから手をほどきた...
古びたカフェの片隅で
向かい合わせで座って
周りはにぎやかな人ばかり
静かなのは私達だけ
あなたは夏でもホットコーヒー
熱いそれをすすりながら
そうねいつもそうだった
からかう私ももういない
ぎらつく夏の太陽から
逃げ込むように人々は
影を追い求める
そんな私達だったのか
何か言って
何...