自作小説倶楽部12月投稿
- カテゴリ: 小説/詩
- 2016/12/31 19:23:23
『ある日のあたしの大事件』
ドアから外に出ると灰色の空が街を覆っていた。天気予報通り雪になりそうだあたしは少し身震いしてから歩き出す。大通りの通行人たちはあたしなんて目もくれず通りを歩いていく。心配性の同居人はあたしの散歩を嫌がっているけど、どんなに懇願されたって自分の習慣を変える気はない。散...
『ある日のあたしの大事件』
ドアから外に出ると灰色の空が街を覆っていた。天気予報通り雪になりそうだあたしは少し身震いしてから歩き出す。大通りの通行人たちはあたしなんて目もくれず通りを歩いていく。心配性の同居人はあたしの散歩を嫌がっているけど、どんなに懇願されたって自分の習慣を変える気はない。散...
★★★★★
2016年ベスト3を争う名作です。
見たのは一週間前ですが、この感動をどう表現すればいいのかと考えすぎて今までブログにできませんでした。
原作者・こうの史代さんは非常に『日常』を描くのがうまい。戦後の広島を舞台にした『夕凪の街 桜の国』が出世作ですが。戦争の悲惨さより、楽し気な生...
いろいろモヤッとすることはあるけど、
一言確実なことを言えば 『面白かった』
議論を巻き起こしつつ、惜しまれて終わる物語である方がいいのだろうと思います。
★4
予想外に良かったです。笑って最後に泣けます。
あらすじ
1944年、ニューヨーク。大富豪のマダム・フローレンス(メリル・ストーリープ)は音楽を支援するクラブを主宰し、自らも歌う。しかし、実は彼女は世紀の音痴であり、彼女のために夫は金をばらまき悪意の無い人々を集めていた。しかし、、彼女はカ...
『微笑の絵』
「灰田氏はどちらですか」
屋敷の玄関を出たところで藍子はふいに現れた刑事にひやりとした。喪服のような黒のスーツなのに顔には絶えず笑みを浮かべている。それでいて目は笑っていない。昨日初めて会った時から不気味な印象を持っている。
「書斎だと思います」
「失礼ですが、どちらにお出かけで...
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