ポケットに入れた手ふれる懐炉かな
- カテゴリ: 小説/詩
- 2017/01/20 20:59:32
ポケットにいれた て ふれる かいろかな
今の時期、カイロがとてもありがたい。
キーボードをたたく指先が冷えるので、ポケットに入れてあるカイロをさわって温めている。
前回の句をアップしたあとに読みかえしたら、なんだかひどい出来だと思った。削除したいくらいだけど、それもま...
その日思ったこと。
ポケットにいれた て ふれる かいろかな
今の時期、カイロがとてもありがたい。
キーボードをたたく指先が冷えるので、ポケットに入れてあるカイロをさわって温めている。
前回の句をアップしたあとに読みかえしたら、なんだかひどい出来だと思った。削除したいくらいだけど、それもま...
かばんもつ てにあまらぬは かいろかな
通勤にカバンをいつも手にする。
余計なものをなるべく持たないよう心がけている私だが、この時期、カイロは別格だよなぁ。
むしろカバンの方を置いていきたいぐらいだ(笑)
あのひとの メールといっしょに ささめゆき
親しい人がくれたメールに、“寒いですが雪など降ってませんか”とかかれていた。
ふと窓をみると、雪がちらちらと降りはじめている。
まるでこのメールが雪を運んできたかのような、不思議な感じを覚えた。
かんづきや あしたとおなじ ひとにあう
白い月が夜道を照らしている。
向こうから犬を連れた人が近づいてくるのが見える。
犬が少しヘンだ。
事故か何かで障害になったのか、下半身が車輪に載っている。
この犬! 今朝方ここですれ違った犬じゃないか!
同じ日に同...