春の来るのをさえぎるように
きょうも冷たく息が凍る
寒さにつかまらないように
人々は早足で通り過ぎる
私は一人あなたの来るのを待つ
駅から会社への道
いつも二人で通って行った
人の流れに巻き込まれないように
今日は何が待っているのか
そんな事を話していたっけ
そこの交差点で
あなたはまっすぐ...
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春の来るのをさえぎるように
きょうも冷たく息が凍る
寒さにつかまらないように
人々は早足で通り過ぎる
私は一人あなたの来るのを待つ
駅から会社への道
いつも二人で通って行った
人の流れに巻き込まれないように
今日は何が待っているのか
そんな事を話していたっけ
そこの交差点で
あなたはまっすぐ...
編み上げたマフラーも手袋も
あなたはどうしているのだろう
きっと捨ててしまったわね
もういらなくなったものだから
その白いマフラーを
今も使っているのよ
捨ててしまうのは簡単な事
ちょっと短かったけれど
二人過ごした日々は
長かったのか短かったのか
秤で測れないことだけど
永遠が続くと想って...
「寒いね」の言葉が飛び交う毎日
心も冷えきっていた
一人で見上げる厚い雲も
太陽をさえぎって深く垂れ落ちる
もう行かないと決めていた
あのイルミネーションの庭にも
初詣のおみくじも
だってここにはあなたがいない
いつまで待っているのだろう
もうあなたなんて来ないのに
あなたみたいな人が現れて...
早々のご訪問、ありがとうございました。
なんとか復帰してきました。
これからもよろしくお願いします。
皆さんにとってよき1年になりますように…。