童話 原始の森の物語 星の馬編(13)
- カテゴリ: 自作小説
- 2017/04/28 15:57:24
「ぼくはガイガイ。この風の平原に住んでいるんだ。」
走って来た少年は、チコリとユリナど同じくらいの年齢です。
「ぼくたちはチコリとユリナ。そしてペロ。その星の馬をかくさなきゃ。」
「あそこに頂きの山(いただきのやま)に続いている洞窟があるんだ。行こうよ。」
チコリは先に立って咆哮の洞窟(ほう...
(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)
「ぼくはガイガイ。この風の平原に住んでいるんだ。」
走って来た少年は、チコリとユリナど同じくらいの年齢です。
「ぼくたちはチコリとユリナ。そしてペロ。その星の馬をかくさなきゃ。」
「あそこに頂きの山(いただきのやま)に続いている洞窟があるんだ。行こうよ。」
チコリは先に立って咆哮の洞窟(ほう...
チコリはフウセンヤシを割ろうとしていました。
フウセンヤシの中には小さな粒々の実がたくさん入っています。
チコリは黄金鉄のナイフをフウセンヤシにつきたてました。
グシャ・・・
フウセンヤシは2つに割れて中から茶色の粒々が飛び出してきました。
チコリは一粒つまむとユリナの口に入れました。
...
ざわざわざわ・・・
見渡す限りの緑の草原が広がっていました。
ここは、風の大平原と呼ばれています。
草原の草が風になびいて光の波を投げかけます。
その草原に大きな岩がありました。
その岩の後ろにひとりのの少年が隠れるように身をかがめていました。
少年が見つめる先には一匹の馬がいました。
...
「こんにちは こうしてお話し出来ることに感謝します。
無防備でいないでください。
今 本当にたくさんのことがあなたの社会で起きています。
いえ そんなことはありません、今まで通りに何も変わっていません・・
と答える人はいないでしょう。
そのくらい目に見えて 変化が大きくなってきています。
...
「こんにちは こうしてお話し出来ることに感謝します。
先日もお話しましたが・・3次元領域の外の光にフォーカスするように意図して
ください。
3次元領域の柵?檻?が 揺らいできています。
これまで 絶対的だった 3次元(物質)領域の現実(ホログラム)が、
揺らいで たくさんの穴が開いてきてい...