Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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約束

あなたが約束してくれたことはこんなにたくさんあるのにもうその一つ一つが叶わなくなってでも日記には書かれていてその文字が涙に濡れる

「これだけだよ。君に約束する」私だけのものだったのにいっぱい抱きしめていたのにだんだん約束がこぼれおちて枯葉のように飛んで行った

私は知っていたもうこんなこと終わりだ...

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遠距離

飛行場まであなたを送りに来た「近いよ。飛行機で3時間なんだから」あなたはそう言って笑うけど3時間は遠すぎるあなたの胸も遠すぎる

これから一体何を支えて生きていこう勿論あなたがいるけれどこんなことは思いたくないけど3時間先には誰かがいる

信じたいけど信じたいけど不安が募る私は何をするだろう毎日空を...

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別れ

思い出話はもういらない今のことだけ考えたいそれでも振り返るのはなぜ最後に抱きしめてくれたあなたどんな心でそうしたの

もう聞けない足音あなたの影も薄くそうしてやがて忘れるのだろうかでもあの抱擁だけは忘れないあなたの目も涙雨

心過ぎるまで泣いたあなたのことを忘れるために泣いたそんなことをして忘れられ...

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夢の中で

春一番が吹いて二番が吹いて三番が吹いてそんな言い方しないけれどそれくらいの春のシャワーが辺りをぬらす

桜前線が北国まで届く薄い桃色の花弁が雪のようやがて地面がカーペットに変わる私を見てという風に鮮やかさを競っている

そんな桜の木の下のベンチであなたと指輪をつける「ごめんな、こんなところで」「いい...

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休日

ダージリンの香りに包まれて外を見れは曇りの蔭向かいの席にはあなたがいる紅茶から揺らぐ上記から目を移せばやんわりと時間が過ぎていく

スコーンを温めてジャムを塗って向かい側に差し出すでもそこには誰もいなくてただ冷めていくぬくもりがあなたの影を追い求める

パジャマもままで靴下も履かずこんな時間があ...

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