ひゅうひゅうと音を立てながら強風が街を包み込む人たちは身をかがめながら風から逃れようとするけどそんなことには容赦ない
足元に小さな渦ができる枯葉がくるくると回るこんなものにも今までは目がいかなかったのにいろいろな小さなものに敏感になってそう あなたのコートのボタンまで
紺色のジャケットに金色のボ...
お気入りの設定を表示しない。
お友達の設定を表示しない。
ひゅうひゅうと音を立てながら強風が街を包み込む人たちは身をかがめながら風から逃れようとするけどそんなことには容赦ない
足元に小さな渦ができる枯葉がくるくると回るこんなものにも今までは目がいかなかったのにいろいろな小さなものに敏感になってそう あなたのコートのボタンまで
紺色のジャケットに金色のボ...
君のことが忘れられないこんなに愛しているのにでもこれは本当の愛だろうか恋と愛の境目は深く飛び越えられるのだろうか
君とはいい友達それしかないんだろうか僕の気持ちを知っているのなら僕の瞳を感じてほしいただそれだけでいいのに
葉を落とした木々に寄りかかり白い息を吐きながら明日からのことを考える君は職...
あなたは知っていただろうか寒い部屋でベッドの上で陽さを抱えて想うことはすべてあなたのことばかりそんな夜が続いたことを
仕方のないこと私の愛は届かない手を伸ばせばそこにいるのに触れられない距離がそこにあるだから恋は空回り
もう少し素直だったらもう少し言葉があればあなたに伝えられるのに障害になるもの...
「暖かいね」必死で編み上げたマフラーちょっと不細工になったけれどあなたは喜んでくれたその冬からもう2年
その色は白い糸もしも赤い糸だったならあなたを失わずにすんだのかそんなことはないよと誰かが耳の奥でささやく
思い出の品を箱に入れてずっと棚の奥に置いておいて本当なら捨てなきゃならないのに捨て切れ...
夕べ見た夢をは強めと言うのだろうかそれはあなたが戻ってきた夢でもそんなことはありはしないこの愛にピリオドは打たれた
たくさんの人の雑踏の中私もその中に紛れる一体どこにあなたはいるだろう影は黙ったまま足元に落ちる
だいぶ陽が長くなってきたそんな変化にも敏感になって今ここであなたに会えても黙ったまま...