夜の街を見ようとして暗い部屋のカーテンを開けるでもそこに映るのは化粧を落とした私の顔ガラスごしでは外は見えない
ベランダに出て街を見ればそこには不夜城とも思える風景眠れない街の灯が時計の針など外に飛ばして一晩中まわりまわっている
こんな街で働いてこんな街で家路につくかさかさになった心に入り込んで...
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夜の街を見ようとして暗い部屋のカーテンを開けるでもそこに映るのは化粧を落とした私の顔ガラスごしでは外は見えない
ベランダに出て街を見ればそこには不夜城とも思える風景眠れない街の灯が時計の針など外に飛ばして一晩中まわりまわっている
こんな街で働いてこんな街で家路につくかさかさになった心に入り込んで...
あなたと手を繋いで駆け走った丘の上そこにはきれいな夕日に包まれた町いつまでもいつまでもこうしていたかった
ここはどこあれは何それってあれなの一つ一つの質問攻撃にあなたは笑って答えてくれた
知っていたのそれが本当じゃないってことただ笑顔が欲しかっただけ二人の時間を楽しんだだけ純粋に愛しただけ
愛...
まっすぐに歩いた人の流れに逆らうようにこの道の向こう側にあなたがいるような気がして
落とした心を拾いながらあなたの姿を探したでももうどこにも影さえもなくて求めたこの手が宙に浮く
愛されていると思っていたそれは嘘なんかじゃなくて真実の愛だと思っていた本当は私の一人芝居
心に裏と表があるとしたらそ...
春色の切符を持って春色の電車に乗ってその季節を終えた桜を振り落とすように山は新緑に映えているそう まぶしい位に
向かいの席には若々しいカップルここにどうしてあなたはいないの二人で来ようと約束したのにあれは去年の春だったそう 早すぎた約束
一人で来てみた木々は枝を広げ新緑を守るそこここに鳥の鳴き音...
小さい雨を降らせる雲カフェの窓から上を見上げたら灰色にくすんだ雲の上には雨降らせの妖精がいるのだろうまだやみそうにない
髪を染めてコンタクトを入れて何をそんなに気にするの心だけが欲しいのに愛だけでよかったのに
ふたを閉めるだけではあなたの香りは消せはしない二人で選んだ私たちの香りあなたは柑橘の香...