Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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別れ~2~

あの日も暖かだった
去年の同じ月の同じ日
カフェでも楽しいはずだったのに
告白をしたあなた
帰り道は一人きり


夕日が一日を終える
二人の事が走馬燈に回る
これまでの2年間は何だったのだろう
何時からあなたはいなくなったのだろう
少しも気づかなかった


一人になるなんて
あなたは知っていたの
で...

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秋雨

秋雨に肩を濡らしながら思い出の道を歩いてみた賑やかな街になったそこはあの日のかけらさえなく過去を探すのも難しい

こんな時に私達はまるで隠れん坊をするかの様にビルをすり抜けて道を渡って駅に駆け込んでいくあなたはどこに行ったのかしら

楽しかった街並みそこさえまた変わろうとしているあなたはもうここには...

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別れの予感

窓をたたく小さな声「もうすぐ冬だよ」と伝えに来るそう もうすぐ冬あなたと出会いあなたと別れたそんな季節が来る

もう少し一緒にいたかったせめて雪解けが始まるころまででも言葉にはしなかった
あなたの自身の胸の内何も語りたくはなかったのだろう

小さなケーキを買ってクリスマスのお祝いもうすぐあなたは行っ...

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待つ日

異様の葉が風に舞ってやがて寒い街がやって来る薄いコートの襟を立てて凍えがちに人が通るそんな街ももうすぐ

やがて北の街に雪が来る時あなたはどうするのかやって来ては去っていく辛かったけどあなたにはそれだけしかできなかった

あなたの手は冷たくて私には暖められなくて抱きしめてくれた温もりが恋しくていつも...

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愛が二つ

まだ 降る雨は冷たくない季節が変わればそれは冷たくなってコートを抱えながら傘に身を包んで足早に通り過ぎていく


そんな夜はコーヒーがやさしい一口ずつ暖かさを運んで湿った心を乾かしてくれるそう あの時のあなたの手のひらのように

愛を失ったばかりの私切なさばかりが心を誘った何かいけなかったのか黙った...

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