大晦日まで、会社の待機要員だったので、元旦に実家に向かった。行きは新幹線と瀬戸大橋線で6時間かけてゆっくり帰った。到着の時間を母に告げていたが、玄関には鍵がかかり、呼び鈴を鳴らしても反応がない。実家を出てから、人生の放浪を続けているので、いつの間にか勘当されていたのかもしれない。
裏口が開いていた...
大晦日まで、会社の待機要員だったので、元旦に実家に向かった。行きは新幹線と瀬戸大橋線で6時間かけてゆっくり帰った。到着の時間を母に告げていたが、玄関には鍵がかかり、呼び鈴を鳴らしても反応がない。実家を出てから、人生の放浪を続けているので、いつの間にか勘当されていたのかもしれない。
裏口が開いていた...
※12月18日の日記「はりせんぼん」の続編。粗筋を書くと、いじめられっ子のはりせんぼん「嫌太」は、膨らんだまま、元に戻れなくなり穴倉に長い間閉じこもり続けている。ある日、若くて美しい「ペペ」に恋する。嫌太は、ペペに近づこうとするが、ペペを自分の針で傷つけてしまう。自分の愛情が愛するペペを傷つけてしま...
午後2時からつくりはじめたアップルパイがようやく焼けた。冷蔵庫に入れたり、のばしたり。なんと、手間と時間がかかるんだ。アップルパイは、マックで買うのが正解だ。
大事な仕事があり集中していたら、林檎を煮詰めすぎた。パイが焦げそうだったら、アルミ箔をかけてと本に書いてあったが、レ・ミゼラブルを見ていて...
午後から有楽町の映画館に行ってきました。正月明けで空いているかと思ったら、席があいているのは前方の2列だけ。多くの妙齢のご婦人方が友達同士で来られていました。お正月は家族の面倒を見て、この週末は気軽に友達同士で過ごしているのでしょう。
右隣りの御婦人二人組も、正月中の孫の話題で盛り上がっていました...
愛美(母)は、貴志の布団をがばっとめくった。
「いつまで寝てんの。早く、起きて、雪かきして。」
「まだ、暗いじゃん。大晦日くらいもっと寝かしてよ。」
「何、言ってんの。ご近所さんは、もう雪かきしてるわよ。」
貴志は、いやいやながら起きて、暖かい格好に着替えた。冬型の気圧配置が強まり、雪が降り続いて...