偽りのバージンロード~6~
- カテゴリ: 小説/詩
- 2019/03/13 21:44:11
赤いじゅうたんを歩みあなたへと進んでいく指輪の交換甘いキスそして祝福される私達
紙吹雪を受けながらそとへと向かう私達これが一番の幸せ一つになったあなたと私何と平和な一日か
パーティの席につくあなたは一番輝いているそして一番の笑顔を見せる私も一番の笑顔で迎えるそう これでいいんだわ
美しい音楽の...
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赤いじゅうたんを歩みあなたへと進んでいく指輪の交換甘いキスそして祝福される私達
紙吹雪を受けながらそとへと向かう私達これが一番の幸せ一つになったあなたと私何と平和な一日か
パーティの席につくあなたは一番輝いているそして一番の笑顔を見せる私も一番の笑顔で迎えるそう これでいいんだわ
美しい音楽の...
雪が止んだこれが最後の雪だろうか花たちが咲く日を守る日を待っているだろうか青空は続くのだろうかあなたは戻ってこないのだろうか
寒かった毎日出会った日も雪深い毎日別れた日もそして今 春を待つ
いくど冬を見送っただろうか列車が走っていく姿の様に春はまだまだ遠く暖めてくれる何もないけど二人でいればそれ...
「飛梅って知ってる?」「何それ、知らな~い」嘘をついていたのあなたに甘えたくて通用しただろうか
梅に桜花が季節を追いかけていくでもあなたの後はついて行けなかった行き先が分からなかったから怖かった それが
おでこを合わせて瞳をみつめて抱きしめてくれたのにその暖かな胸にはもう戻らないの帰って来られな...
いくつかの季節を超えてこの冬を迎えて冷たくなった手をつないで握りあって暖めあって過ごしていくと思ったのに
誰がこんなことを思っただろうかこの手がゆるんでいくことなんて愛しあった二人なのに気づかなかった そうだんだん距離ができていくなんて
寒かった季節の中で暖めあった二人なのに長かった冷たい日々が...
小さいガラスの欠片と大きな欠片無理やり並べてハートの形にする欠片の隙間から崩れていく無理があると隙間風が吹く
あなたとの恋もそうだったのだろう無理やりには愛は作れない愛は心の中で育むものそっとそっと包み込んでまばゆい光を放つもの
出会いの時からそれは決められていたのだろうか命の長さと深さもしそれ...