今日ここに来たのはあなたと出会った日だからここで海を見つめていたら同じように遠くを見つめて二人 泣きたくなるようだったから
「好きな人を見つけるんだよ」そう言って逝ってしまったあなた何ができるというの一人で何があなたでさえも見送れなかったのに
ぽっかりと穴が開いた心には吹く風もなく 明かりもなく...
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今日ここに来たのはあなたと出会った日だからここで海を見つめていたら同じように遠くを見つめて二人 泣きたくなるようだったから
「好きな人を見つけるんだよ」そう言って逝ってしまったあなた何ができるというの一人で何があなたでさえも見送れなかったのに
ぽっかりと穴が開いた心には吹く風もなく 明かりもなく...
夜汽車に乗って都会を後にした列車の中の電灯で私の顔が窓ガラスに映る一体どこに行くんだろう
あてもない列車の切符どこへ降りるかもわからないどんな所かもわからないこんな旅があなたとしたかったそう思っていたのに
例えば小さな家の明かりその中には何が詰まっているのだろう時には泣き顔時には笑顔幸せを詰めた...
「ごめん」と言って去っていくあなたの背中が泣いていたそんな背中は見た事はなかったいつもいつも頬よせていた
何があったのかあなたは何も話さなかったひとりで抱え込んだ悲しさを私に見せもしなかったそれに気づいていなかった私
こんな日が来るなんて思った日があっただろうかあなたは予感があったに違いない一ヵ...
あなたが見上げた空はこんな春の終わりの空だったのね気づきもしないで上の空で返事をした私が恥ずかしいわ今ならあなたの気持ちがわかるのに
そんなことばかりだったわね冷ややかな私を包んでくれたのにそんなこと思いもせずに私にあいずしを打って抱きしめてくれたのに
特別の人ってどんな人を言うのあなたの心はの...
新緑の季節がきた青い空から差し込む光あの時もこんなに晴れた日だった私達が別れを告げたのは
長すぎだったかもしれないあなたと出会って3年が過ぎたあなたも私も傷ついた心を持ってたそれが悪かったかもしれない
あの日の様に林に来てみた林の中には新緑が一杯その緑の中を一人で歩くやはり一人では寂しすぎる
時...