【お話】この都市がまだ、地上にあったころに。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2019/08/28 14:50:52
お友だちに、会いにきたの。
ずっと昔。時間が凝って、石になってしまうほど、はるかな時の彼方。
わたしたち、ここにいたわ。
石畳の道を歩いて、明日を夢見て。
知識や知恵をあつめた、図書の館に通いつめた。
あの時、夢を語っていた、あの人たちはどこに行ったのかしら。
熱と、力を放っていた、あの言葉は、消え...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
お友だちに、会いにきたの。
ずっと昔。時間が凝って、石になってしまうほど、はるかな時の彼方。
わたしたち、ここにいたわ。
石畳の道を歩いて、明日を夢見て。
知識や知恵をあつめた、図書の館に通いつめた。
あの時、夢を語っていた、あの人たちはどこに行ったのかしら。
熱と、力を放っていた、あの言葉は、消え...
登りました。
左上にいます。
風鈴の音に、誘われたの。
暑くて、暑くて、ぼーっとなってた。そしたら、ちりん、ちりんって。ガラスの涼やかな音がした。
そちらに向かって歩いたわ。
手には日記をつける予定の、朝顔。水遣り用のジョウロを持ったまま。
どこかわからない、薄暗い路地裏を抜けたら、
わたし、物語の世界に迷い込んでいたわ。
図書...
天の輝きは再生の詩、恵みの雨。
そんな感じで。
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