2か月以上続いた自宅学習が終わり、ようやく学校が再開した。あちこちの教室から賑やかな声が溢れていた。学校がはじまり、鉄男は、ようやく中学2年が始まった気がした。
鉄男は、自宅学習の間、漫画を読んだり、ゲームをしたり、遊んでばかりいたので、同級生たちが、真面目に勉強していたのか気になっていた。
「久志...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（100）
-
沖人
毎日、欠かさずキラキラ集めをしているけど、いつまでたっても2000個くらいだ。キラキラカバンを開けてみたら、毎日、キラキラが消滅していた。
慌てて交換をしようと思って、壁紙をみたら、Pコインで買った壁紙と全く同じものがあった。ショックで、シュークリームを食べる気力がなくなった。
創作日記の主人公...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（100）
-
駅近くの喫茶店の扉をひくと、ドアに取りつけられていたベルが、カランコロンと懐かしい音をたてた。裕作は、入り口に置いてあった消毒液を手のひらにつけると、カウンターに座った。
マスターがニコニコしながら、水の入ったグラスをカウンターに置いた。「いらっしゃい。もう、来てくれないのかと思ってたよ。」「マスタ...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（100）
-
住まいの向かいが小学校になっていて、今日から学校が始まった。窓を開け放しているので、児童を迎える先生の「おはよう」という掛け声が聞こえてくる。コロナ前と比べると、先生の声がひときわ大きい。先生も待ちわびていたのだろう。
先生や子供たちの元気な姿と裏腹に、空模様が怪しい。雨が降るのかどうか微妙なところ...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（55）
-
一杯の珈琲とおかわり
- カテゴリ： 自作小説
- 2020/05/24 14:58:07
駅近くの喫茶店のドアをひくと、扉に取りつけられたベルが、カランコロンの懐かしい音を立てた。すると、店の奥から、「いらっしゃいませ」と声が聞こえた。入り口に置かれた台の上に、消毒液がおかれていた。
祐作は、手指の消毒をして、カウンターに座った。この店に通って、2年近くになる。水が出されると、メニューを...
- いいね♪
- コメントを見る・書く（67）
-
