白い砂浜がどこまでも続いている
素足に打ち寄せる波が冷たい
満ちる潮の香りと波の音
目をつぶるとそこにあなたがいた
そして肌に感じる
あなたの温もり
それは過去の残像ではない
今優しく音を奏でる
私の心の中に残る想いの欠片だ
もうすぐ陽が沈む
あの日の最後の口づけがよみがえる
その思いを...
白い砂浜がどこまでも続いている
素足に打ち寄せる波が冷たい
満ちる潮の香りと波の音
目をつぶるとそこにあなたがいた
そして肌に感じる
あなたの温もり
それは過去の残像ではない
今優しく音を奏でる
私の心の中に残る想いの欠片だ
もうすぐ陽が沈む
あの日の最後の口づけがよみがえる
その思いを...
礼拝堂に独りたたずむ柔らかい光がステンドグラス越しに差し込んでいる
手を合わせ十字架に愛をささげた
ひんやりとした空間に自分の心の波動が広がっていく
愛すべき人に愛を伝えられない苦しさ十字架にあなたの姿が重なる
長椅子に座り目をつぶる
あなたの横顔に似た天使が私のもとに降りてきた
微笑み...
海を見ている細く降る雨の中
波の音が無言でたたずむ二人に話しかける
それでも二人は黙って海を見つめていた微動だもせずに
私たちはいったい何なのだろうか
さよならの一言をさりげなく潮騒が歌っている
雨に打たれ低く飛ぶカモメが灰色の空に舞う
私はあなたの手を握った
あなたが好きそうつぶやいた
冷たい潮風...