目をつぶる冷たい空気が肌に触れる
雨の音が静かに聴こえるそれは雪になるかもしれない
あの時のように
12月の夜メサイヤが流れていた
あなたの冷たい指が私の唇に触れた
寂しげな瞳白い息が抜ける
それは一人一人になる瞬間
振り返ることなく去って行くあなたを
追いかけるように雨が白い雪に変わる
唇に残る冷...
目をつぶる冷たい空気が肌に触れる
雨の音が静かに聴こえるそれは雪になるかもしれない
あの時のように
12月の夜メサイヤが流れていた
あなたの冷たい指が私の唇に触れた
寂しげな瞳白い息が抜ける
それは一人一人になる瞬間
振り返ることなく去って行くあなたを
追いかけるように雨が白い雪に変わる
唇に残る冷...
優し気な秋の日差しのなか暖かさを感じながらのんびりと歩いていた
市役所への長く続く花壇には色とりどりの花が咲いている
何気なく見ているとおやっと思った
木で出来た小さな15センチくらいの家のオーナメントがあった
赤い屋根ちょっとすすけた小さなカワイイ家だ
入り口の扉が開いていた私はしゃがんで中を覗い...