【小説】ガラスの少女 その⑪ 病院
- カテゴリ: 自作小説
- 2025/03/03 23:52:18
――――病院
気が付くと、私は病室のベットに寝かされていました。愛里ちゃんと浅倉さんがいました。「湖桃先輩、大丈夫ですか?」愛里ちゃんが聞いてくれました。私は左手にまかれた包帯を見て、自分のしたことを思い出しました。そして、ひとりぼっちだと...私は、もうどうしていいのかわからなくなりました。涙が...
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――――病院
気が付くと、私は病室のベットに寝かされていました。愛里ちゃんと浅倉さんがいました。「湖桃先輩、大丈夫ですか?」愛里ちゃんが聞いてくれました。私は左手にまかれた包帯を見て、自分のしたことを思い出しました。そして、ひとりぼっちだと...私は、もうどうしていいのかわからなくなりました。涙が...
――――小松公園
私を残して大地君は愛里ちゃんを連れて学校に帰っていく...
パリーーーン!
心が砕け散った...
もう、どうなっても構わない!大地君は、私を見捨てた!愛里ちゃんもいない...
浩平...
浩平...
浩平も、もう、私を抱きしめてはくれない!!
私は我を忘れて、気が付いたら、カバン...
――――湖桃の家
「湖桃ーー!高橋君が迎えに来てくださったわよ。」私は学校に行くつもりはなかったんです。でも、大地君が来てくれたので、慌てて用意をして、玄関に行きました。「大地君、迎えに来てくれたんだ♡」私は、嬉しかったんです。浩平でさえ、迎えに来てくれたことはなかったから...「おまえ、ほっとく...
――――3年10組の前の廊下
私は大泣きして泣き崩れました。大地君はそんな私を抱きかかえるように連れて行きました。「大地君のばか!!!!」「どうして浩平と別れさすのよ!!!!」私は大地君の胸をドンドン叩き泣きました。大地君はその両手をしっかり握り、こう言いました。「湖桃...おまえ、今の浩平と居て...
昨日から、血尿が出ています。少しですが、心配です。
癌だったどうしよ。。。。
いつかは死ぬんだから、それが今でも不思議はないですよね。
今日は、精神的に?体力的に?ダメで、一日寝てました。
それでも、小説だけは書きたくて、夕方に、痛み止めと栄養ドリンクと頓服を飲んで、1話だけは、書けました。
巡回...