君は
宇宙の裂け目に落ちた
泡のような光
私の心の海に
その泡を投げ込んだだけで
すべてが波紋を引き裂いて消えた 私は
その泡を拾おうと
手を伸ばした
けれど
指先は
もう 一度も届かない ┊ ┊ ┊ ┊┊ ┊ ...
君は
宇宙の裂け目に落ちた
泡のような光
私の心の海に
その泡を投げ込んだだけで
すべてが波紋を引き裂いて消えた 私は
その泡を拾おうと
手を伸ばした
けれど
指先は
もう 一度も届かない ┊ ┊ ┊ ┊┊ ┊ ...
本当に静かな いい天気に
少しうるさいくらいな 蝉の声が・・・
ちぎれる程 手をふる君
僕はきっと 大丈夫
悲しい程 明るい中で
君にサヨナラ・・・
熱い妖精は ・・・消えながら唄い さまよい 巡る心は飛び立つ 今だけでも夢をみたい あの頃の唄 心にゆらゆらゆれ 回るよにゆらゆらゆれてる
⠀ο╭ Ο ...
冷たい火が 胸で燃える
甘いはずの想いに
小さな砂粒が混ざる 笑顔の奥に咲くトゲ
触れたいのに
血が止まらない
薄墨の夜を裂き
風ひとすじ、衣を撫でる 静けさに咲くは
蓮か、それとも
己が胸に灯る ひとしずくの慕情か 経の声は 水のように
音もなく流れゆき
ただ、ひとり
灯明のかげに 影を伏せる 世を離れ 肉を捨て
なお なお
美しきものに心惑う 指先に触れし 塵ひとつ
それさえも 愛しき刹...