この執事服、体形がすらっとして、きれいな形をしているので、お気に入りです。
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
う~ん、と。
どうしようかな。これ。
すみれの花を、探していただけなんだよ。
この時期でも日当たりの良い場所に、群れて咲いていたりするから。
見つかれば良いな、ぐらいの気持ちでふらふら歩いていたんだけど、
気が付いたら、この状態。
時間も空間も、こんぐらがちゃってるよね。
どうしよう。
今日の夕飯...
星よ。星よ。星たちよ。
そのきらめきに声もなく見入った人は、世の始まりの時からどれほどいたのだろう。
星よ。星よ。星たちよ。
高く、低く、響き合う重なり合う、静寂の歌声に圧倒されて聞き入った人はどれほど。
何を語るのか。
何を示すのか。
星はただそこにある。人はそれを見上げる。
あこがれに心奪わ...
金木犀が、薫る季節になったから。
月の舟を、こぎ出してみたんだよ。
冷えた大気に、星の光が冴えるから。
こぼれ落ちる星の光をすくいあげて、
ジャムにするんだ。煮詰めてさ。
すっきり、しんと冷える星の光のジャム。ぱちぱち、しゅわっと舌の上でほどける。
ひとさじで、綺麗なメロディが聞こえるんだ。
こ...