【お話】森で摘んだハーブで。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2021/11/13 13:06:01
エリキシル、作ろう。
森で摘んできた薬草を、干して、乾燥させて、
煮沸したガラス瓶に入れて、アルコールに漬け込んで、
日当たりの良い窓辺において、
時々ふって、二週間。
つけておいた薬草を出して、
ラベルをつけて出来上がり。
ただの、薬草酒じゃないかって?
そうじゃないの。摘むときにも、
漬け込む...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
エリキシル、作ろう。
森で摘んできた薬草を、干して、乾燥させて、
煮沸したガラス瓶に入れて、アルコールに漬け込んで、
日当たりの良い窓辺において、
時々ふって、二週間。
つけておいた薬草を出して、
ラベルをつけて出来上がり。
ただの、薬草酒じゃないかって?
そうじゃないの。摘むときにも、
漬け込む...
金色に輝く、森。
あたたかなお茶を、いただきましょう。
秋の実りが、豊かに、豊かに、
わたしとあなたの、心と体をあたためる。
木の実のタルトと、りんごのパイを焼きましょう。
素朴で豊かな、ティータイム。
***
木の実のタルト、というと、なんだか懐かしいような気がします。
もうじきに、サウィン。
今は、ハロウィンって言うんだっけ。
光と闇と、甘いお菓子のごちそうと、
魔法でいっぱいの夜が来る。
かがり火を炊いて、太陽に、熱と光を贈ろう。
次の年に、命をもたらしてくれるように。
すべてに感謝して、喜んで、
美味しいお菓子を、みんなで食べる。
生きている人だけじゃなくて...
弱りゆく、太陽。
冬に向かって、光と熱が小さくなってゆく。
どの民族も、冬に向かうときには、
太陽のよみがえりを願って、かがり火を炊いた。
ケルトの暦では、一年の終わりと新年は、十月の終わり。
サウィン。今ではハロウィーンと呼ばれている。
家を掃除して、かがり火を炊いて、
ご先祖様と一緒に、ごちそ...