【お話】シャンパンの泡には。
- カテゴリ： コーデ広場
- 2024/08/21 04:00:39
シャンパンの泡って、不思議。
ずうっと沸き上がり続けている。
グラスの底から、上へ上へと。
昔の人はその様子に、途切れることなく沸き上がり続ける泉の水や、
夜空の星を思ったのですって。
ほら、泡の小さなつぶが、きらきらして見えるでしょう？
幸せが続きますようにって、願いをかけて、
星を飲み込むよう...
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まったり時間。
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
【お話】空へ。歌を。
- カテゴリ： コーデ広場
- 2024/08/17 09:06:22
蝶は、魂を運ぶもの。むかし、ギリシャではそう信じられていた。
ここに落ちた星のかけらを、空に還しに来たのだけれど。
ひっそりと、
けれど、うねりとなるほどに、
嘆きの歌が、渦巻いていた。
水底の神殿から、
空へ、道を示しましょう。
明るい方へと、自由になって、
はばたけるように。
歌を。
ただ、...
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【お話】青い薔薇は。
- カテゴリ： コーデ広場
- 2024/07/31 03:00:27
青い薔薇。自然には生まれないこの花は、
「不可能」「ありえない」の花言葉を持っていた。
今では「夢かなう」に変わったのだけれど。
そうね、少し、
不自然かしら。
この花が、あと百年か、千年か、
子孫を残して定着していったら、自然な感じになるのかな。
なぜかしら。
青い薔薇を見ていると、かわいそうな...
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感謝して踊る。ゆるやかに、高く、低く。
わたしの舞は、世界に向けての喜びの歌。
めぐる、回る。
指を遊ばせ、腕を揺らす。
かかとは水の流れ、つまさきは芽吹く草木と花々。
頭は光を求め、あるいは水の流れを求む。
高く、低く。
低く、高く。
わたしは風、わたしは歌。
わたしは水、わたしは命。
大地をめ...
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【お話】静寂をつむぐ。
- カテゴリ： コーデ広場
- 2024/07/17 01:03:12
夜がささやく。
静けさで、星々を歌う。
きらめきは、豊かに響く。
月光がこぼれおちて、ひとしずく。
詩人の耳には何が聞こえる？
きらめきと静けさを、
夢でつむいで、何が生まれた？
歌いましょう、ささやかれた歌を。
ひびきわたる、静寂の調べを。
＊ ＊ ＊
漢服、ということですが、デザイン的に...
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