【お話】花を探している。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2020/06/20 14:05:26
夢を見た。
一面に、白い花が咲いていた。
「この未来は、変えられない」と、誰かが言った。
「色づいた花を探してごらん。見つけたなら、持ち帰ることを許してあげよう。
急ぎなさい。花の色はすぐに変わる。
摘み取りなさい。夜が明け、朝の陽ざしが差し込んで、この夢が終わりを迎える、
その時まで」
あわてて...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
夢を見た。
一面に、白い花が咲いていた。
「この未来は、変えられない」と、誰かが言った。
「色づいた花を探してごらん。見つけたなら、持ち帰ることを許してあげよう。
急ぎなさい。花の色はすぐに変わる。
摘み取りなさい。夜が明け、朝の陽ざしが差し込んで、この夢が終わりを迎える、
その時まで」
あわてて...
日常のなか、ちょっとしたことに、美しさを見つけることがある。
木々の間を、すうっと、風が吹いたとき。
夜が明けるころ、どこかで、小鳥の声がしたとき。
雨上がりの水たまりに、光が反射してきらめいたとき。
ねえ、知ってる?
どこか遠くに行かなくても、美しいものは、
意外と身近で見つかったりするの。
あな...
星々の輝きが、静寂の中にひびく。
とても静かな、さわがしい夜。
聞こえるのは、ついえた夢のかけらたちが、つぶやく何か。
高く、低く、小さく、声高に。さやさやと、ぶつぶつと、朗々と。
うれしげに、あるいは悲しげに。
集めたところで、何になるというのだろう。
まるで、大海を前にして、小さなコップで水を...
部屋で、本を読んでいたはずなの。
のんびり、物語の世界にひたっていたはずなのよ。
なのに、気がついたら、
見たこともない、金色の森の中。
きらきら、ちらちら、妖精たちが舞い踊る。
濃密に香る、幻想の花。
妖精の笑い声と、花の香りが、
わたしの心を、惑わせる。
まるで迷路に迷い込んだみたい。
道はちゃ...
気分は、そう、オリエンタル。
青い竹のすずやかさをまといましょう。
梅の実のはちみつ漬けは、お茶うけに。
桜の葉の香りがほんのりとする、翠緑のお茶。そのやわらかな色と、あたたかさ。
ああ、
良かったなあ。と、思える瞬間。
* * *
桜の香りのお茶、というと、西洋のかたは、さくらんぼのあまーい香...