【お話】卵と妖精と、秘密の森と。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2019/04/12 08:00:16
レント。それは、世界に満ちる力がひと息ついて、新たな相をまとおうとするころ。
新しい命の始まりの、イースターに向けて、バランスを取る時期。
春分の日は、世界がリセットされるの。
冬の力が春の力に交代して、かたく凝って内に向かっていた力が、息をついて、外に向かい始める。
でも、まだ、不安定。冬に戻ろ...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
レント。それは、世界に満ちる力がひと息ついて、新たな相をまとおうとするころ。
新しい命の始まりの、イースターに向けて、バランスを取る時期。
春分の日は、世界がリセットされるの。
冬の力が春の力に交代して、かたく凝って内に向かっていた力が、息をついて、外に向かい始める。
でも、まだ、不安定。冬に戻ろ...
ばらの花びらジャムってあるじゃない?
桜の花でだって、できると思うのよ。
花びらをいっぱい集めて、煮込んで。
アクセントにちょっと、ベリーを入れてみたらどうかしら?
フェアリードクターの仕事には、秘密の小道をたどることだってあるんだ。
なぞを探して、探偵気分。
わくわく、どきどき。不思議がいっぱい。
春になったら、いろんな薬草が、顔を出す。
命の力を喜んで、芽吹く勢いを大声で歌う、そんな薬草たちは、体を癒す力にも満ちている。
魔女の庭づくりは、世界の季節を愛して、その流れに沿うもの。
庭仕事をするのも、魔法修行。さて。太陽が昇り切る前に。ポーションの材料を集めなきゃ。
***
スミレのシロッ...
冷ややかで重い、刺すような大気の季節に生まれて、
それでも春を探すものになった。
雪をまとう、ましろの精霊でありながら、
種を芽吹かせる運命を、担うことを選んだ。
さあ、歩き出そう。
わたしの力は小さくて、
時に見過ごされがちだけれど、
命の歌を、
目覚めの時を、
希望の小さな叫びを見つけて、
ほん...