吹くのが好きでした。リコーダー。
ソプラノとアルトの二種類持っていました。
いまはどうだろう。指、動くかな。
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
吹くのが好きでした。リコーダー。
ソプラノとアルトの二種類持っていました。
いまはどうだろう。指、動くかな。
庭に、野いちごの花が咲いていました。そろそろ、ベリーの季節かな。
と、いうことで、ベリーのスカートとブラウス。
天空の異世界でだって、
馴染みの駄菓子屋の片隅にだって、
探そうと思えば、不思議はいくらでも、転がっている。
ごく当たり前の日常の中に、
妖精の歌声が響く。
どこにでもある風景の中に、
ちょっとした魔法の輝きが、きらめく。
すぐに消えて、見えなくされてしまうそれらを見つけることができるのが、
詩人で...
時の魔法は、さりげない。
始まるのは突然で、終わった時には、誰の記憶からも抜け落ちていたりする。
見つけることができた、ぼくは、幸運なのか。
ただの暇人だったと、証明されただけかもね。
見つけるには、手がかりがある。
いくつかの、キーワードがあるんだ。
鏡に映った、さかさまの世界。
偽りのなかの真実...