【お話】クレヨンの魔法。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2017/09/27 21:24:56
知ってる?
クレヨンの魔法。
なつかしさを覚える、やわらかな感触。
力強く描かれる、色の線。
クレヨンの魔法は、忘れていた記憶を喚びおこすんだ。
ずっと昔に、記憶の底にしまいこんで、
忘れてしまった夢。そんな夢を、もう一度、見せてあげることができるよ。
とっても大切だった、
でも、大きくなるに従って...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
知ってる?
クレヨンの魔法。
なつかしさを覚える、やわらかな感触。
力強く描かれる、色の線。
クレヨンの魔法は、忘れていた記憶を喚びおこすんだ。
ずっと昔に、記憶の底にしまいこんで、
忘れてしまった夢。そんな夢を、もう一度、見せてあげることができるよ。
とっても大切だった、
でも、大きくなるに従って...
今日は、休暇中。
街では賑やかなお祭りが始まっている。
いつもは闇の中で、悪と戦うわたしだけれど、
歌だって歌えるのよ。
そうね、ちょっと、吟遊詩人の真似事でもしてみましょうか。
人々の笑顔を守るのだって、聖なる番人の仕事ですもの。
じゃあ、恋の歌でも歌いましょう。
聞いた人々が幸せになれるように。...
金木犀の香りが、あちこちに漂うようになってきた。
秋だなあ。
緑の魔法使いの部屋は、植物だらけ。そこにちょっとお邪魔して、
クレヨンで、絵を描いてみた。
このクレヨンは、実は魔法の杖だったりする。
これで描いた絵には、命が吹き込まれたりするんだって。
正しい手順で描いたなら、その夜、描いたものが、夢...
ハーミア。それが、わたしの名前。
恋人であるライサンダーをさがして、夜の森を駆け抜けた少女。
つつましやかで、おとなしいなんて、誰が言ったの?
父親の言いつけにさからって、家を出る。獣やあやかしの蠢く夜の世界を、一人で駆け抜ける。
相当に気が強くなきゃ、できないわ。
今と違って、灯りのない夜なのよ。...
「君、まだ、ここに来る予定のない人だよね」
静寂の森で、出会った。花かごには、白い花が集められていた。
「君の魂が喚び起こす彩は、まだ、こんなに色づいている。
綺麗なすみれ色。何か悲しいことでもあった?
何もかもを忘れて、洗い流して、真っ白になってしまうまでには、
まだ、随分と時間があるよ。
...