【お話】人魚姫の恋の呪文
- カテゴリ: コーデ広場
- 2017/09/06 22:19:11
海の底、海流が静かに凪いだ、洞窟で、
秘密の宝箱を見つけた。
人魚が隠した、宝物。
中にあったのは、歌と涙。
人魚の秘密の恋の呪文。
「王子様 どうか」
澄んだ星空から流れ落ちる力と、
人の魂への憧れと。
甘く、熱く、痛みを持った心臓の高鳴りが、
そこにはひっそりと、隠されていた。
「王子様...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
海の底、海流が静かに凪いだ、洞窟で、
秘密の宝箱を見つけた。
人魚が隠した、宝物。
中にあったのは、歌と涙。
人魚の秘密の恋の呪文。
「王子様 どうか」
澄んだ星空から流れ落ちる力と、
人の魂への憧れと。
甘く、熱く、痛みを持った心臓の高鳴りが、
そこにはひっそりと、隠されていた。
「王子様...
さわがしく、まがまがしきものが声を上げる。大地を黒く染めて、大気を腐らせて。
鎮魂の歌を贈ろう。
わたしは雪、わたしは氷。大気をするどく透明にして、大地を白く染めるもの。
月光の響きを核にして、わたしは生まれた。鎮めのために。
だから、歌おう。
歌を、贈ろう。
苦しみ嘆き、ゆがんでしまったものに。た...
窓からお邪魔いたします。
夜分にすみません、こんばんは。郵便屋さんです。
寝苦しい夜に、ひんやり魔法をお届けにあがりました。
月のしずくをひとまぜして、薔薇の妖精の力を借りて、
ほのかに甘い、月光のジュース。
レモンで割って、召し上がれ。
***
暑かったので。
月光のジュースにレモンをしぽって...
すっきり、白と黒。そこに金色。
ちょっとスタイリッシュな感じ。
狙ったわけじゃなかったんですが、
イカ頭に天使の輪。なぜだろう。妙に合っている気が。