2015.8.3.雷鳴一過
- カテゴリ: 日記
- 2015/08/04 04:25:08
雨一つ無い
まさに晴天の霹靂
昼下がりの
空へと響く
驚きの向こう側
何事も無く
眩しい陽射しが
町を照らしている
雨一つ無い
まさに晴天の霹靂
昼下がりの
空へと響く
驚きの向こう側
何事も無く
眩しい陽射しが
町を照らしている
庇の下を
繰り返し
吹き抜けて行けば
暑気は払われ
眩しく返す
陽射しさえ
程好く感じる
午後のひと時
日中の
陽射しを見送り
ゆっくりと暮れる
風景を眺める
静かに歩み寄る
草むらの歌声が
いつか乗って漂う
柔らかな大気の中で
静かに射し込む
仄かな小明
僅かに響く
虫の歌声
夜半の冷気
程好く受けて
目覚めの刻を
優しく告げる
霞の掛かる
月明かり
ほんのり照らす
草むらの
そこかしこから
重なって
季節を囁く
虫の合唱