☆☆ふたたび、白魔法使い、まりんの部屋☆☆
「やっきたって~ほっかほっかっっ♪」
「「やっきたって~ほっかほっかっっ♪」
みんなが目を丸くするなか、魔術師あんぱん5と、その弟子
ながれぼしの二人、テーブルに置かれた、作りたての
桜のあんぱんの周りを、歌いながらくるくる踊...
☆☆ふたたび、白魔法使い、まりんの部屋☆☆
「やっきたって~ほっかほっかっっ♪」
「「やっきたって~ほっかほっかっっ♪」
みんなが目を丸くするなか、魔術師あんぱん5と、その弟子
ながれぼしの二人、テーブルに置かれた、作りたての
桜のあんぱんの周りを、歌いながらくるくる踊...
「むーん・・・はっっっっ!!!」
赤茶けたモンスターマントが、振り上げた腕にひるがえり、
同時に目の前のツボから、薄紫の煙がもくもくと立ち上った。
「あの、如何でしょうか・・・?」
花嫁ぐま、アンジェがさらわれてしまい、途方に暮れた菊丸天使、
天使長の古くからの知人であると...
ばきばきばきっっっっ!がらがらどしゃんっっっ!!!
「や・・・やめてくれええ、部屋中ががホコリだらけになるうううう!」
ニコットタウンの郊外(らしい)、場所はよくわからないけれど、
とにかく、誰かの部屋である。
「ふざけんじゃないわよ!だったら掃除しろっての!」
小さな...
「まあ、こんなにボロボロ。可哀想に。」
「まあ、闘いの日々だったからな。」
白魔術師まりんの部屋に、ルッカとながれぼしが、
桜の枝と、その持ち主、蘭ランらんを連れて
帰ってきたのは、出かけてから4時間後のことだった。
食べるだけ食べ、思いっきり熟睡した、花婿ぐま、
涙ぐむ...
「お願いしますよ!桜の枝が欲しいんです!」
「ええと・・・交換希望、かぼちゃ帽って出てますねえ。」
「そんなレアなの、急に用意できませんって!」
「でも、ここは原則、交換なのでねえ・・・。」
「買い取り屋さんが引き取ったの、あるでしょ!?」
「まさか!Pアイテムです...