Nicotto Town ニコッとタウン

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微かな個人の矜持3

天を指差して「救い」を説く聖者も、
御託(のうがき)を並べて「愛」を語る偽善者も、
★まとめてその清潔な穴倉に引っ込んでろ。
ここじゃ、貴様らの綺麗な寝言は、
銃声一つでかき消される、ただのノイズだ。血の匂いを知らない言葉に、魂は震えない。
泥にまみれたことがない指に、私の肩は貸さない。
安全な場所...

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微かな個人の矜持2

線香の煙が、湿った空気の中で輪を描いて消えていく。
古びた寺の、カビ臭い静寂。
念仏を唱えたところで、腹は膨れないし、
過去の汚れが落ちるわけでもない。「悟る」なんて御大層な言葉、
泥水をすすって生きてる
ただの空しい吐息だ。
数珠を繰ったところで、
殺し合いも犯罪も止まらない。解脱して、どこへ行く...

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微かな個人の矜持

薄汚れた街の灯が、
雨に濡れたアスファルトに溶けていく。
タバコの煙とウイスキーの匂い。
それが俺の、この薄っぺらい現実だ。逃げるのも、信じるのも勝手だが、
神はとっくに定時で帰た。
十字架を背負ったところで、
肩が凝るだけだ。
聖書(バイブル)の紙は、
半紙にもならない。「救われる」?
笑わせるな...

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硝子(ガラス)の指先、泥の足跡

唸るようなベースが、街の動脈を揺らしている。
ハウリン・ウルフの残響が、コンクリートの隙間に染み付いて離れない。
だが、その重低音を切り裂くように、
場末のバーの奥から、冷たいピアノの旋律が流れ出した。それは、まるで凍てついた夜空を指先でなぞるような音。
美しく、それでいて残酷なほどに孤独だ。俺はカ...

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煙る月と、掠れた咆哮

路地裏の湿った風が、今度はハウリン・ウルフの声を運んできた。
地底から響くような、あの低く、ざらついた唸り声。
それは、傷口を無理やり塞いだ男が、独り言のように吐き出す独白だ。街灯の下、一匹の黒猫が影を切り裂いていく。
俺の人生も、あんな風に一瞬の光を横切るだけの影法師なのかもしれない。「Smoke...

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