心が迷子になって、自分に戻ってこないことが
時々あります。
家庭の事情が多い子ども時代を過ごしたので
かなり早い時期から、精神的にも経済的にも自立した
わたし、であったという誇りがありました。
そんな苦労をしたように見えないところも、
自分では気に入っていました。
わたしの肉親...
軽く読み流してくださいね<(_ _)>
心が迷子になって、自分に戻ってこないことが
時々あります。
家庭の事情が多い子ども時代を過ごしたので
かなり早い時期から、精神的にも経済的にも自立した
わたし、であったという誇りがありました。
そんな苦労をしたように見えないところも、
自分では気に入っていました。
わたしの肉親...
忙しくなりました。それでもちょっと書いておかないとと、胸が騒ぐ
村上春樹さんのイスラエル賞受賞講演のこと。
ニュースのカテゴリにしようかと思ったけれど、準備不足で中途半端になりそうなので、個人的なひとりごと、にしました。
個人初のブログの力で、すでに全文とはいきませんが、新聞に載らない箇所...
電車に乗る合間に『調香師の手帖』という文庫本を読んでいる。
香りを嗅ぎ分け、香水などをつくる、香りの専門家の雑学が詰まっている。
繊細な匂いを嗅ぐため、生活はストイックでなければならない。
香りの強い食を避け、煙草はご法度で、空気の美しい場所に暮らし
常に清潔でいなければいけない。
...
待ち合わせの時間潰しにデパートを
ウロウロしていた。
服のバーゲンもよけいな物を買ってしまいそうなので
食器売り場へ。そこでも魔の手が待っていた。
珈琲カップやティスプーンと並んで、万華鏡が置いてあるではないか。
早速手に取り、覗いて見る。
灯台のような形で、光が出るところに長い試験...
ほら、あの人見てごらん。
福耳だよ。
幼い頃、母が私の小さな耳に囁いた。
だからお金持ちなんだ。
と、ため息ついて。
ないないづくしの家庭だったから
その日の暮らしにも困っていた。
古びた箪笥の上に
青い袴をはいて
正坐した福助人形が埃を被って
揺れていた。
...